<医療交流集会>医療崩壊阻止しよう 医師や医学生ら、再生策など議論--下京 /京都
◇医療費抑制と医師不足が原因
医師の大幅増員などを求める勤務医らでつくる「医療崩壊阻止!医師・医学生署名をすすめる会」は23日、下京区で開いた交流集会で地域医療の再生策などを議論した。医療崩壊を食い止める方法を考えようと、全国の医師や医学生ら約150人が熱心に意見交換した。
http://health.goo.ne.jp/news/20081224ddlk26040238000c.html
同会の代表呼びかけ人の一人で、埼玉県済生会栗橋病院の本田宏副院長は、国による医療費抑制と医師不足が医療崩壊を引き起こしたと指摘。「日本はOECD(経済協力開発機構)の中で最も長寿国なのに、医療費は最低レベル。医療の質と安全を担保するためにも、グローバルスタンダードに引き上げるべきだ」と訴えた。
同じく呼びかけ人を務める佐久総合病院(長野県)の夏川周介院長は医師不足の原因に、診療科ごとの専門化が進んだことを挙げた。「地方では高齢化で患者数が増えているのに、専門外の診療科で患者の要望に応えられなくなった」と述べ、総合的な能力を備えた医師の育成が急務だとの見方を示した。
会場からも「日本の医療は技術と研究のみで制度があまり考えられていない。医学部に医療制度のあり方を学ぶ講座が必要だ」などと意見が相次いだ。【木下武】
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