<NTT健保>1%料率上げ 新高齢者医療で負担増
単独企業として国内最大のNTT健康保険組合が健康保険の料率を10月から1%引き上げ、7・27%にすることが25日、分かった。高齢化による医療費増大で01年度から赤字続きのうえ、08年4月からの新高齢者医療制度で負担が膨らみ、財政悪化に拍車がかかった。NTT健保組合が保険料を引き上げるのは、共済組合から健保に変更した97年以来初めて。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20080926ddm003020066000c.html?C=S
NTT健保組合は社員と家族を合わせ、約58万人が加入。1%の引き上げは企業と組合員の折半となるため、加入者の負担増は、年間3万円程度となる。
NTT健保組合は積立金を取り崩してやりくりしてきたが、新高齢者医療制度の導入によって、保険料率を据え置くと09年度には積立金が法定準備金を下回る見通しになっていた。そのため、保険料率を引き上げ、財政立て直しを図ることにした。引き上げにより08年度は80億円の収入増になる。
各健保組合の財政は、新高齢者医療制度による負担増で急激に悪化しており、健康保険組合連合会によると、08年度は全国の約1500健保組合の9割弱が赤字になり、赤字総額は過去最大の6322億円になる見通し。【前川雅俊】
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