医療崩壊:長寿医療制度とは名ばかり
このところカナダにもやっと春が訪れてきたって感じの陽気になってきた。家の前の森にもたくさん楓があって、誰かがメープルシロップを採っているようだ。ちょっぴり舐めてみたけど、ぜんぜん甘くなかった(笑)。もしかしたら雨水が溜まっただけかな?それとも煮詰めると甘くなるのかな?
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-870.html
楓の幹からメープルシロップを採っているところ
今日の『きっこのブログ』ネーミングに騙されるな!にも書いてあったけど、自民党って本当に国民を騙すために制度の内容と全く正反対の名前をつけるのが得意だよね。最近のその際たるものが、「長寿医療制度」だ。
医療崩壊:後期高齢者医療制度のでたらめさというエントリーに書いた多くの問題を抱えながらスタートした新しい高齢者いじめの医療制度だけど、もともとこの制度は2年前に「痛みを伴う改悪」で有名な小泉元総理によって作られたものだ。数多くの「弱いものいじめ」を実践した「小泉改悪」の中でも、もっともひどく改悪された制度だろう。
この制度、医療費の窓口負担は、高所得者は3割となるが、一般的には1割ということで、通常通り変わらないんだけど、国から病院・診療所に払われる診療報酬が月6,000円までに制限されたり、一人当たりの診療時間が短く削られたりすることになった。そのため、75歳以上の高齢者に手厚い医療サービスを施す医師や病院側には経営難が予想され、高齢者は、必然的に無下に扱われるようになる。国民全体に「長く生きるとろくなことないよ。だから早く死ね。」と言わんばかりの日本の歴史上最悪の医療制度である。
ニュースではほとんど伝えられていないけど、もちろん、民主、共産、社民、国民新の野党4党は、「後期高齢者医療制度を廃止する等医療に係る高齢者の負担の増加を回避する等のための健康保険法等の一部を改正する法律案」(後期高齢者医療制度廃止法案)を2月28日に衆議院へ提出している(民主党ニュースより)。
それなのに、福田首相は、町村と一緒になってこの史上最悪の医療制度を、「良い制度なので、よく高齢者の方に説明したい。広報を強化するなどして国民の理解を得ていきたい。」(読売)などとたわけた老害発言をしているっていうんだから、本当にどこまで国民を馬鹿にしたら気が済むのか(怒)。
ちなみに、Yahoo!の調査によると、現時点で、この後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の概要について知らない人(ほとんど知らない、全く知らない、初めて知った)は約75%となっている。
後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の概要を知っている?
福田首相は2008年4月から始まった後期高齢者医療制度(長寿医療制度)について「説明不足で本当にまずかった」としていますが、あなたは、この新しい医療制度の概要を知っている?
(実施期間:2008年4月14日~2008年4月23日)
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