新高齢者医療制度の名称 それより問題は中身じゃ?
「後期高齢者制度」の呼称を「長寿医療制度」に・厚労省 2008年4月2日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080401AT3S0101P01042008.html
厚生労働省は1日、75歳以上の高齢者を対象にした「後期高齢者医療制度」について、呼び名を「長寿医療制度」とすることを決めた。高齢者から「年齢で区別するのは納得できない」「早く死ねといわんばかりだ」などの批判が出ていた。厚労省は目的や内容の理解を深めてもらうため対策本部を設置した。
同制度は膨張する医療費を高齢者にも応分に負担してもらうのが狙い。1人当たりの医療費の多い都道府県に住む高齢者や高所得者に高めの保険料を負担してもらうのが特徴だ。ただ、民主党など野党は「財政負担の削減ありきで高齢者の負担が増す」などと反発し制度の廃止を求めている。
福田康夫首相は同日午前の閣僚懇談会で「名称を含めて工夫し、意義ある制度であることを国と自治体が連携してPRしてほしい」と指示していた。
http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/b31bc029e8d6f5a8e16245efa347264f
後期高齢者医療制度廃止法案提出へ 野党国対で方針合意 2008年4月3日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080403/stt0804031212001-n1.htm
民主、共産、社民、国民新の野党4党は3日午前、国会内で国対委員長会談を開き、後期高齢者医療制度の中止法案を4党共同で出し直す方針を確認した。15日に医療保険料が年金から初めて天引きされるため、15日以前に対応するのが目的。7日の野党幹事長・書記局長会談で最終判断する。
舛添要一厚生労働相への問責決議案提出については共産、国民新両党から「慎重な対応」を求める意見が出された。
長寿医療制度:呼び名変えた舛添氏に厚生族激怒 2008年4月4日 毎日
http://mainichi.jp/select/today/news/20080404k0000m010134000c.html
後期高齢者医療制度の呼び名を長寿医療制度と変えた問題などを巡り、舛添要一厚生労働相と、自民党厚生族の関係悪化が目立ってきた。3日には舛添氏が族議員への不満をテレビカメラの前で口にするなど抜き差しならぬ状態になりつつある。
「名称をいろいろおっしゃる暇があれば、制度の意味を国民に説得すべきでしょ。私はやってますよ」
3日、舛添氏は記者団にそう言って族議員批判を展開した。厚生族の頭越しに、医療制度の呼び名を変えた厚労相に対し、自民党の鈴木俊一社会保障制度調査会長が2日、「私はそんな名称は使わない」と激怒したことへの反論だ。
元々族議員は「スタンドプレーばかりだ」と舛添氏への不満を募らせていたが、2月27日、舛添氏が厚労省職員に「族議員に働きかけ、大臣に政策変更を迫ることは許されない」と厚生族との決別を訓示したことで、溝が深まった。族議員は舛添氏攻撃の「材料」に医療制度の呼び名の変更を使ったようだ。
舛添氏は、従来の大臣とは違う姿勢を示し、国民の支持を取り付ける狙いがあるとみられるが、両者の板ばさみとなる同省幹部は「やりにくい」とこぼしている。
中長期的に高齢者の比率が増えていく中、とりわけ医療費が多くかかる後期高齢者にも応分の負担を求めるという姿勢そのものはわからなくもありませんし、制度を設立した趣旨は理解できなくもないのですが、高齢者から見れば、年金額は増えないのに、介護保険料の値上げに続いて、今度は従来は扶養者扱いで負担しなくても良かった方の保険料の支払いが新たに課せられるわけで、とりわけ低所得層にはこの新制度は厳しい制度改正でしょうし、野党が軒並み反発するのはわかるとして、今何故、このタイミングで名称変更なんでしょうね…。
私達、庶民から見れば、名称なんてどうでもいいことで、『いくら負担が増えるのか?』が最大の関心事ですし、枡添氏と厚生族の争いなんて、『しょうもないことで言い合っているなら、いかに負担増を最小限に抑えるかを考えろ!』と突っ込みの一つも入れたくなります。
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