【長寿医療制度】
4月1日から始まった高齢者医療制度。
この制度、すこぶる評判が悪い。不評の名称が実施直前になって「後期高齢者医療制度」から「長寿医療制度」と変更になったが、内容に何ら変わりはない。
http://blogs.yahoo.co.jp/kenzoh2002/22451730.html
行政の不手際と言うか、制度内容の周知も不徹底で余りにもいい加減な制度であることは明らかなようだ。「ようだ」というのは自分自身がその年齢まではしばらくの間があるので身近に制度そのものを研究していないからだ。
確かに75歳以上の老人医療のあり方が一部に問題があったのは認めざるを得ないが、しかし、この制度、メディアによると弱者から、取れるところから取るという発想があからさまであるらしい。それなりに受益者負担を求めるのは仕方ないとしても、年金のいい加減な管理で「消してしまって、支給されない受給者」がゴマンといることが予想されるなかで、保険料だけは強引に年金から取り上げるとは言語道断である。医療制度改革という名の弱者いじめそのものだ。
国権の最高機関たる立法府といいながら、政治家は自分たちの都合を最優先する。法律、制度も自分たちに都合よく作る。ザル法「政治資金規正法」がその典型。議員年金、議員宿舎など数えればきりがない。今回の医療制度を考えれば、75歳以上の議員は微々たる勢力。制度そのものが議員と関係ないから官僚任せのずさんな内容になってしまったことは容易に想像がつく。
この制度は平成15年当時の自民党小泉内閣が推進実現したものであることを大方は忘れかけている。世論調査によると自民党支持を階層別に見ると何故か高齢者ほど高い。
こんないじめにあっても支持率が高いという不思議。私には理解できない。
高齢者だけでなく、最近世の中には小泉待望論が渦巻いているという。今の混乱の責任者の一人である彼に何が期待できるというのだろう。何故なのか、私には理解できない。
世の中には理解できないことばかりだが、混沌の真っ只中にいる今の我々は政治の本質をもっと理解する努力をしないといけないのではないか。
長寿医療制度の矛盾をこれまで放置してきた政治に責任があるが、当事者たる高齢者のわれわれにも責任はある。国会のねじれ現象を嘆く声もあるが、ねじれが生じたからこそ種々の矛盾が顕在化していることはある意味では喜ぶべきことでもある。
政治に騙され続けていてはいつまでも浮かばれないのは国民だ。そのためにも、この混沌たる状況を乗り切らねばならない。
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