民主が5日の採決提案 新医療制度の廃止法案
民主党など野党四党が提出した後期高齢者医療制度(長寿医療制度)廃止法案は三日の参院厚生労働委員会で質疑が始まり、与党議員から「問題が多かった旧老人保健制度に戻すのは無責任」と厳しい指摘が相次いだ。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200806040117.html
質疑後の理事会で、民主党は五日の参考人質疑と採決を提案。与党側は徹底審議を求めたが、岩本司委員長(民主党)が職権で再開した委員会で、五日午前の参考人質疑を野党の賛成多数で議決した。民主党は五日午後にも委員会採決し、六日に参院本会議で可決、衆院に送付したい考えだ。
質疑では、元厚労相として新制度導入にかかわった自民党の尾辻秀久参院議員会長が質問に立ち、「勘定(財政)が不透明といった問題を抱える老健制度は限界というのが、与野党の共通認識だったはずだ」と追及。法案提出者の民主党の福山哲郎政調会長代理は答弁で「老健制度が完ぺきとは思っていないが、今の混乱を止めるには老健制度にいったん戻すことが重要だ」と強調した。
与党側は、新制度で保険料が安くなった高齢者にとっては廃止法成立で保険料が逆に上がる可能性も指摘した。
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