国政並み 舌戦熱く/選挙サンデー
4野党幹部来県 支持訴え
八日投開票される県議選に向け、選挙期間唯一の日曜日となった一日、各候補者は街頭に繰り出し、支持拡大を訴えた。人出の多い商業施設や市場などで有権者と握手を交わしながら、人柄や政策をアピール。確かな一票を求める攻防が激しさを増した。与党側は仲井真弘多県政の安定運営による経済振興策の継続・発展を主張。野党側は後期高齢者医療制度の廃止や過重な基地負担の軽減を強調する。野党四党は幹部が応援演説に駆けつけ、国政選挙並みの舌戦を繰り広げた。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806021700_01.html
与党幹部も来県を検討
今県議選では定数四十八に対し、十四選挙区で七十四人が立候補。うち無投票だった南城市区(定数一)、石垣市区(定数二)の三人を除き、十二選挙区四十五議席を七十一人が争っている。
仲井真県政誕生後初の県議選で、選挙結果は県政運営だけでなく、米軍再編の鍵となる普天間飛行場の移設問題にも影響を与える。
野党四党の幹部は県議選の結果が、国政にも影響を及ぼすとして、一日は本島各地で遊説し、与野党逆転による県政刷新を訴えた。
社民党の福島瑞穂党首は那覇市内で演説。「命どぅ宝。後期高齢者医療制度や辺野古の新基地建設は、その考え方にまったく反するもの」と訴えた。
浦添市内で街頭に立った共産党の志位和夫委員長も「沖縄から後期高齢者医療制度廃止の声を上げることは、国民的にも大きな意義を持つ」と強調した。
同制度の廃止法案に触れた民主党の菅直人代表代行は、那覇市内での遊説で「参院で法案を通過させ、衆院に送る間にあるのが県議選だ」と影響力を説いた。
国民新党の綿貫民輔代表は、那覇市内の会合で「小泉改革以降、地方はガタガタだ。沖縄から日本の政治を変える前哨戦にしよう」と呼び掛けた。
与党側は告示前後に、自民党の二階俊博総務会長、公明党の太田昭宏代表、北側一雄幹事長らが来県。仲井真県政での過半数維持による経済政策継続の重要性をアピールした。一日は主要幹部の来県はなかったが、野党の攻勢に危機感を強めつつあり、今後は状況によって幹部の現地入りを検討する考えだ。
県議会の現有議席(欠員一)は与党二十七議席、野党・中立会派が二十議席。当選者を除く七十一人の内訳は、与党系が三十二人、野党・中立系が三十九人となっている。
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