後期高齢者制度で意見集会 岡山
後期高齢者医療制度(長寿医療制度)について、専門家たちが、それぞれの立場で意見を述べる集会(県医師会主催)が1日、岡山市の岡山衛生会館で開かれた。導入されたばかりの同制度への関心は高く、市民ら約150人が熱心に聴いた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080601-OYT8T00735.htm
県長寿社会対策課の小幡篤志課長は、国民の75歳以上の医療費が20年後、現在の約3倍の約30兆円になる見通しを説明。「少子高齢化が進み、拡大する医療費を財政的に安定させるための制度だ」と強調した。
一方、社団法人「認知症の人と家族の会県支部」(岡山市)の景山富久子副代表は、実母(104)が、「100歳を越えた年寄りにも金を出させるなんて。独り身だとさらに大変」などと嘆いていることを紹介した。
また、モリトウ内科医院(岡山市白石)の森藤忠夫院長は、同制度で導入された、お年寄りが複数の病気を持っていても医師1人が受け持てる「高齢者担当医」について発言。「診療報酬が定額制なので、検査や治療をするほど医師の負担が増える」と心配した。
聴衆からは、質疑応答では「県や市からの説明も足りない」などの不満の声や批判が相次いだ。
(2008年6月2日 読売新聞)
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