振り込め詐欺:1~4月の被害6577万円、同期比4倍 目立つ還付金名目 /山梨
県内で、振り込め詐欺の被害が後を絶たない。08年1~4月の件数は前年同期比で約2・2倍の35件、金額も約4・2倍の6577万円と急増した。全国的な傾向と同様、公務員を装って年金や医療費の還付金名目でだまし取る手口が目立つ。
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20080522ddlk19040051000c.html
県警は「金が必要だと言われたら1人で判断せず、必ず誰かに相談してほしい」と注意を呼びかけている。
◇過去最高だった05年に次ぐ多さ
県警捜査2課によると、35件6577万円の被害は、過去最高だった05年同期の48件8789万円に次ぐ多さだ。年間被害では、05年の120件1億7967万円が最多。
最近目立つ手口が、昨年8月から全国の県警で統計を取り始めた「還付金等詐欺」。市や社会保険事務所の職員を名乗り、「年金や医療費の還付金があるので手続きを」などと言って現金自動受払機(ATM)を操作させ金をだまし取る。昨年は8~12月の5カ月間で8件781万円だったが、今年は1~4月末で既に9件805万円に上った。
甲府市で2月、富士吉田市でも4月に起きた社会保険事務所の職員を名乗る詐欺は、いずれも還付金の手続き方法を指示する手口で、ATMから200万円前後を振り込ませた。5月にも、甲府市内に住む60代の無職女性が、市役所職員を名乗る男から「高額医療の還付金がある」と言われ、約190万円をだまし取られた。
還付金以外の振り込め詐欺被害の内訳をみると、今年1~4月で▽架空請求=9件1733万円▽融資保証詐欺=9件777万円▽オレオレ詐欺=8件3261万円--となっている。【藤野基文】
毎日新聞 2008年5月22日 地方版
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