「医療は再生できるか」杉町圭蔵著(中央法規 1200円)
保険から医療機関に支払われる診療報酬の引き下げが続き、経営困難に陥った病院の身売りや閉鎖が相次ぎ、医師不足も深刻化している。
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=17121
患者にとっては医療を受けられる場が激減。そんな中で、国民の医療不信も高まっている。こうした医療崩壊の流れは、どうすれば食い止められるのか。
外科医として長く臨床に携わってきた著者は、「言葉を尽くして医を尽くす」という信念のもと、がん治療や臓器移植でのインフォームドコンセントを通じて患者との信頼関係を築いてきた。
病院長になってからは、セカンドオピニオン相談室を全国に先駆けて設置。同僚10人による勤務医の評価制度と年俸制への移行など、ハードとソフトの両面で改革を行った結果、患者や地域の信頼を得て、病院経営は見事に安定した。
患者本位の病院改革を行ってきた医師が、みずからの実践を通して、日本の医療を再生させる可能性とその方策を説く。
スポンサードリンク