広島大医学部:推薦入試に「ふるさと枠」 地域医療推進へ--09年度から /広島
全国的に医師不足が問題となる中、広島大医学部(南区)と県は18日、09年度入試から導入する同学部医学科推薦入学の地域枠「ふるさと枠」(定員5人)を正式発表した。大学卒業後も県内にとどまり、地域医療に貢献する人材を育てる目的で、県が年間240万円の奨学金を貸与する。卒業後、一定期間以上、県内の指定病院などで勤務すると全額返還が免除される。
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20080419ddlk34040487000c.html
会見した同大医学部の河野修興・学部長は「人口が減少傾向にある地域の病院経営が成り立たなくなっているのを日々、感じている。地域の病院で働く人材を育てたい」と語った。
県内の医師数は04年度6821人から06年度6740人に減少、人口10万人当たりの数では全国で唯一、減少している。さらに、04年度の医師法改正で、地域医療の担い手である大学病院への研修医の在籍数が減少しており、広島大は03年度118人から今年度41人と約3分の1に減少。これにより地域の病院への医師派遣が難しくなり、地域医療の崩壊を招く背景となっている。
対象は、県内の高校を卒業した現役生と一浪までの生徒。出身高校の校長推薦が必要。選考はセンター試験の成績と面接、書類などを予定している。【上村里花】
毎日新聞 2008年4月19日 地方版
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