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TOP >  医師不足で医療崩壊

医師らの刑事免責確立を

 「患者さんを助けようとしている医師は助けてください。患者さんを救おうとしている医師を救ってください」―。医療崩壊を防ごうとの趣旨の下に集まった医師らのネットワーク「全国医師連盟」の発起人の黒川衛医師はこのほど、東京都内で開かれた「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」の発足記念シンポジウムで訴えた。黒川氏は、医療崩壊を防ぐため、医師らの刑事免責と国による患者や家族の救済制度を確立すべきだと要望した。

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15557.html

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 黒川氏はこのほか、「先進国並みの医療費確保」と「医師に長時間労働をさせている病院に対する取り締まり」を挙げ、「この四つを実行すれば、確実に医療崩壊のスピードは弱まる」と指摘。その上で、同議連に対し「議員立法を真剣に考えてほしい」と求めた。立法内容としては、医師らの刑事免責と患者や家族の救済制度を提案した。

 黒川氏は「医療崩壊が既に起きており、医師らへの不当逮捕・判決が、患者を助けようとする医師らの士気を失わせている」と強調。医師や警察官など、現場で救命活動に携わる専門職の刑事免責と、患者や家族に対する救済制度を確立すれば、「悲しみのさなかにいる患者や家族は救済され、患者を救おうとする医師も救済される」と述べた。

 さらに、「医療費は無駄金ではない」と訴え、医療に財源を投入することによる雇用創出や、医薬品・医療関連企業の成長などで、経済が活性化するとの見方も示した。また、勤務医の労働環境改善のため、医師の長時間労働を放置している病院の取り締まりを求めた。

 最後に、自民党の橋本岳衆院議員が刑事免責について、「一つの極端な意見と思う。国民全体の理解を得るのは難しいのでは」と述べたのに対し、黒川氏は「今は立件要件が不明確なため、医師が『あすはわが身』と不安を感じ、患者を助けようという気持ちがそがれている。刑事免責という言葉にこだわらないが、(立件要件を)厳格化してほしいということ」と応じた。

更新:2008/04/14 19:21 キャリアブレイン


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