医師不足:2次救急医療、紋別病院が撤退--今月末で /北海道
紋別市の道立紋別病院(及川郁雄院長)が医師不足のため3月末で、入院治療や手術が必要な患者のための2次救急医療から撤退する。肩代わりを要請されていた網走管内遠軽町の遠軽厚生病院(柴田好院長)が承諾を表明したが、搬送時間が長くなるため患者の不安が広がる見通し。
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20080330ddlk01040104000c.html
遠軽厚生の承諾で救急医療崩壊は避けられたが、紋別市中心部から救急車で約40分、マイカーなら約1時間かかる。紋別側はさらに北見市、名寄市の病院にも協力を要請するが、遠軽以上に遠くなるため、住民の安心感にほど遠いようだ。
紋別市内の夜間・土日救急医療は、4病院と6診療所が輪番制で1次救急を担当し、2次救急を紋別病院が引き受ける建前だったが、実際には1、2次ともに道立病院に患者が集中していた。
紋別病院は4月以降、内科医の退職で、常勤医が12人から9人に減るため2次救急の継続が困難になった。紋別医師会(小林正司会長)は「バックアップがなければ1次救急も引き受けられない」としたため、救急医療崩壊の瀬戸際に立った。市と道立病院、医師会、紋別保健所による4者協議が行われ、輪番制に道立病院を加えての1次医療確保と、2次救急を市外の3病院に依頼する方針を決めた。【高橋正博】
毎日新聞 2008年3月30日 地方版
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