紋別市の新年度予算案、一般会計は約148億円、2%の増
宮川良一紋別市長は22日、市の平成20年度予算案を発表した。一般会計の予算総額は147億9278万4000円で、前年度予算と比較し、2.0%の増となった。特別会計では、公共下水道事業特別会計が公営企業に移行し、新たに後期高齢者医療事業特別会計が設置されたが、10特別会計の予算総額は58億1190万6000円で、前年度予算と比較し、27.8%の減となった。
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/080223_1.htm
一般会計の増は、国の有利な制度を利用するため公債費の繰上げ償還で2億7900万円を計上したことが全体を押し上げた結果で、これを除いた実質的な比較では0.6%の増。前年度とほぼ同じ予算規模となった。
経常的経費では石油製品価格高騰による各費用の増大や、消防の退職者の増(前年度に比べ6人増)に伴う消防組合負担金の増などが見込まれている。定年退職者の採用不補充などの経費圧縮に努めたが、後期高齢者医療制度の4月からの開始にともなう広域連合負担金の増や、来年4月から全面施行される地方財政の健全化に関する新たな法律に向けて、将来の負担を軽減するため、公的資金の市債繰上償還金を計上した。この結果、経常経費は109億5105万円で前年度に比較し4.3%の増となった。
いっぽう、政策的経費は、産業基盤の充実などに重点的に配分を行ったが、医療制度の改革などの影響を受け、38億4173万円で、前年度に比較し4.2%の減となった。
一般会計の歳入では、市税の収入を4.1%減とした。依然として地価の下落が続くなど市内経済が停滞していることから、個人住民税で6800万円、固定資産税で2600万円の減などを中心に主要税目で減少が見込まれることが要因。また地方交付税は国が新たに地方再生対策費を計上したことなどから、前年度に比較して4.6%増の61億2000万円を見込んでいる。
一般会計の歳出では、農林水産業費が前年度比32%の大幅増となった。整備中の広域預託牧場や、ホタテ漁場の造成、漁組の新しい市場整備の補助などが要因。土木費は前年度費17.8%の減。緑市営住宅の工事や運動公園整備事業が終わったことなどによるが、新たな事業として真砂地区の海岸保全事業などが組み込まれている。
災害復旧費は、過年度分の災害復旧が完了したことにより91.1%の減少となった。
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