地域医療、まい進誓う-県医師会が60周年式典
今年、設立60周年を迎えた県医師会(森下立昭会長)の記念式典が18日、香川県高松市内であり、節目の年を祝うとともに医療の安全確保や質の向上に努め、地域に根ざした医療活動にまい進することを誓った。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=20071119000079
式典で森下会長が「60年の年輪を重く受け止め、今後も県民の健康と福祉のために積極的に諸施策に取り組んでいきたい」とあいさつ。日本医師会長の唐沢祥人会長が祝辞を述べた。
特別講演もあり、「医療崩壊 立ち去り型サボタージュとは何か」を著し、“発言する医師”として注目されている虎の門病院泌尿器科部長の小松秀樹さん(観音寺市出身)が登壇。「医療を崩壊させないために」と題して話した。
小松さんは医療事故を調査する委員会の設立が厚生労働省で検討されていることに触れ、「これまでの議論は事故を防ごうという観点ではなく、悪いことをした医師を見つけて処罰しようというスタンス。医療は不確実であり、これでは医師は逃げ出さざるを得なくなる」と指摘。「医療現場に司法を持ち込むのではなく、あくまで科学的調査を行い、事故原因の究明を目的とする調査機関とすべきだ」と訴えた。
席上、医師会活動に功労のあった前県医師会長の形見重男さんら18人が会長表彰された。
香川県医師会は、1947(昭和22)年11月に発足。開業医、勤務医合わせて約1860人の会員がいる。
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