「病院に財政支援を」 秋田市で集い、医療崩壊阻止へ討論
医師不足など本県の地域医療が抱える問題をテーマにした「21世紀の医療を守る県民の集い」が8日、秋田市千秋久保田町の県医師会館で開かれた。産婦人科などの医師が厳しい医療の現状を報告、対策について意見を交わした。県内の医療関連団体などでつくる「21世紀の医療を守る会」(会長・小山田雍県医師会長)が主催。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20071209d
仙北組合総合病院の小野地章一院長、並木産婦人科医院(秋田市)の並木龍一副院長、秋田大学医学部付属病院の粕川雄司助教が「止められるか医療崩壊」をテーマにパネルディスカッションを行った。
並木氏は県内で産婦人科医62人が年間7000人以上のお産を扱っている現状に触れ「あと数人辞めれば県内の産科は崩壊する」と指摘。粕川氏は研修医が研修先を自由に選べる新臨床研修制度のスタート後、首都圏志向の学生が増え、秋田大医学部付属病院の研修医が激減したことを報告した。
地域医療の崩壊を防ぐ対策として、小野地氏は「すぐに医師を増やすのは難しいため、行政の病院への財政支援が必要」と指摘。また、微熱などの軽症患者が夜間救急に殺到、2次医療機関の負担になっている点に触れ「受診する県民も現状をもっと理解してほしい」と話した。
(2007/12/09 10:35 更新)
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