医師・看護師増 安心の医療へ
東京で5100人
「いのちが大切にされる医療へ力を合わせよう」―東京の日比谷野外音楽堂で十八日、「医師・看護師ふやせ!ストップ医療崩壊!10・18中央集会」が開かれ、五千百人が参加しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-10-19/2007101901_05_0.html
医師・看護師増、患者負担軽減、国の医療予算増額をもとめて、保団連、全日本民医連、中央社保協、日本医労連など十一団体が開きました。
リレートークで参加者は「世界に誇れる憲法九条と国民皆保険制度を守っていく」(東京西部保健生協)、「女性医師が働きやすい環境づくりを」(女性医師)と訴えました。日本医労連の田中千恵子委員長は、先の通常国会で安全・安心の医療と看護の実現に関する請願が採択され、「『医師・看護師増やせ』『地域医療守れ』の大運動が政治を変えつつある」とのべました。
日本共産党の小池晃参院議員をはじめ民主、社民、国民新各党の国会議員が激励しました。
「医師・看護師ふやせ」5,100人訴え
http://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=12534
医師・看護師不足に伴い、地域で適切な医療の提供が困難となる中、全国の医師や看護師、患者らの11団体で構成する「医師・看護師ふやせ! ストップ医療崩壊! 10・18中央集会」実行委員会は10月18日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂をメーン会場に中央集会を開催した。全国各地から約5,100人の参加者が集まり、国に医師・看護師の増員を要求するとともに、患者負担の軽減や医療費総枠の拡大を要求。集会に続き、都心でパレードも展開した。
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国は現場の声を真摯に受け止めよ
医師・看護師の不足、ベッド数の削減、診療科の閉鎖、病院の倒産など、全国で地域医療の崩壊が進行し、深刻な社会・政治問題となっている。「これらの状況を放置することはできない」として、安全・安心の医療を確立するために不可欠な医療政策の見直しを国に求める中央集会が開催された。
集会には、テレビ番組で医療現場の現実を取材しているタレントの清水國明さんが「医療費を削減して患者負担を増やすと、医療は崩壊して医療難民が増える。こうしたことについて皆さんと一緒に闘いたい」と連帯のあいさつ。こうした発言を基に「おい、厚生労働省よ、(ここに集まった参加者の願いを)聞いているか」と声高に叫ぶと、会場から大きな賛同の声が挙がった。
また、全国各地で医療崩壊の危機を訴えている埼玉県済生会栗橋病院の副院長・本田宏さんも応援。「日本は先進国でGDP(国内総生産)に占める国の医療費が最も低い。その反面、個人負担は世界で最も高い」と指摘。「国民を不幸にして繁栄した国はなく、そうした国は必ず滅びている。このような国の流れを転換し、医療や福祉などを国力に合ったレベルに高めるために、皆さんと協同したい」などと励ました。
自民・公明の与党を除く各党の国会議員も駆けつけ、連帯のあいさつを行った。
さらに、激務で疲れ果てた現場の窮状などを伝えるリレートークでは、名古屋市から参加した国立大病院の女性看護師が「国立大病院は、私立大病院と病床数はほぼ同じながら、100床当たりの看護師数は24人も少ない。7対1の看護体制であっても、有給は取れず、皆で辞めないように励ましあっているような労働実態にある。まだまだ現場は厳しく、働き続けられる職場づくりを進めるために頑張りたい」と訴えた。
続いて、奈良県から参加した女性医師は「奈良県では産科医療をめぐり、昨年と今年に続けて不幸な事故があった。この背景には、全国的に見ても少ない産科医・看護師という実態がある。こうした状況を改善し、女性医師が家庭生活と両立できるようにするには、医師・看護師を増員し、医療を充実させることが欠かせない」などと強調した。
このほか、①医師・看護師の増員②患者負担の軽減③医療費総枠拡大と国の医療予算増額―の3項目から成るアピール案に全員が賛同し採択。集会後、参加者たちは、「医師を増やせ」「看護師の増員を」などの訴えを記した旗などを掲げ、東京駅周辺などをパレードした。
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